置き場

好き勝手に吐き出した感想を置く場所

CharadeManiacs

公式でネタバレ厳禁みたいなので、なるべくぼかした雑感と各ルートの印象。

LIKE:獲端√、キャラ同士の会話全般



一言で表すなら取っつきやすいサイケデリカ。
開始早々、これはいまいち入りこめないかもと思いましたが、モルペウスの月のくだりで西暦が出てきたことで主人公のヒヨリとクラスメイトの微妙にずれた言動、ディストピアな近未来が違和感なく入ってきた。

グループ別含めて8章まで共通、攻略対象は多いけどバランスとテンポがいいため長く感じない。
実際ひとつひとつの章のボリュームはそんなにないと思う。だけど短くもない。全体的にちょうどいい。
ただ、個別ルートはちょっと物足りないなと思いました。
真相に踏み込んでいるキャラと踏み込んでいないキャラがいるため、ルートによっては物足りない展開もある。
フローチャートはプレイ中には確認出来ない謎仕様。
攻略は簡単だからフローチャートを確認しながらプレイする必要はないけど、コンプを目指す時に使いやすい仕様ではない。
個別ルートの選択肢はBADがあるキャラ以外は飾り。EDには影響しない。

とあるキャラは攻略するつもりがない時でも(他キャラ狙いで、そのキャラのイベントをそれまで一度も選択してなくても)かなり親密なやり取りをヒヨリと交わす。
そのキャラには事情があるからヒヨリに親密度MAX状態なのは分かる。
そのキャラ狙いなら、ヒヨリがその時点で一番信頼しているのも「信じたい」と思っているのも彼だから違和感ない。
でも他キャラ狙いだと、そこに至るまでの過程でそんなに仲良くなってないしな〜と思いました。

謎解き要素は色々と散りばめてある。
だけどかなり分かりやすい&1周目クリア時点で色々と目星がつく。
そのせいか作中でキャラが死ぬという意味でもBADエンドになるという意味でも、いつDEAD ENDになるか分からなくてどきどきするという怖さを感じませんでした。
誰が裏切り者なのか、真実は何か。デスゲームでディストピアな設定がかなりソフトに描かれてる感じ、全般的に安心して見られる。
だが真相以外は全てのハッピーエンドに含みがある。

ヒヨリは甘ちゃんやいい子というより、素直でまっすぐな性格だけど、『長女でお姉ちゃんで、周囲から見て手がかからないいい子』であろうとしている。
そのことを本人は自覚してないし、たぶん幼い頃からそうやってきたから自然に仮面を被ってるように見えた。
ルートによってはトモセや獲端がかわいそうだった。冷静でまともなことを言ってるのに大体通じない。

「裏切られたくないから人を信じる」のも「信じたいから疑わない」のも「最初から信じなければ裏切りもない」のも結局は自分がどうしたいか・どう受け止めて消化するかという話で、全部同じ。
でも「信じたいから疑わない」は狂信につながりやすい。
真相では思わぬ真実が明らかになり、GOODを見ると新たな形で受け継いだとも言える。

個人的にキャスティングがいい(特に双巳)、キャラも全キャラいい、重要な場面で流れるライアーゲームみたいな曲とピアノ曲がいい。
双巳√と凝部√の終盤の展開はテンション上がりました。

各ルートの印象

  • 明瀬→ヒーロー
  • トモセ→抑圧
  • 陀幸→自己犠牲
  • 獲端→センシティブ
  • 凝部→仲間
  • 廃寺→無垢
  • 裂ヶ崎→アイデンティティ
  • 射落→正義
  • 双巳→救済




◇双巳リョウイチ
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ある意味トップバッターに最適。双巳もヒヨリも突き抜けてる。
ライアーゲーム的な音楽もピアノ曲もスチルと合ってて最高でした。
終盤の◯◯◯◯と化してる◯◯が面白すぎた。
個人的にこのルートのヒヨリが一番好きです。




◇獲端ケイト
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あーー青い!!青い春!!な感じに萌えました。乙女ゲー的には一番萌えた。

獲端とヒヨリは顔を合わせれば口論になる。本人達は気が合わない・喧嘩してるつもり。でも周りから見たらいちゃついてるようにしか見えない。ツンギレデレ、喧嘩するほど仲がいい。
そんな二人があーーかわいい。距離が近づいていくさまがあーー!
終盤のあれは双巳√を見た後だったので、あ、これはもしや全員そういう流れなのか〜と思った。このルートも熱い◯◯◯◯だった。




◇明瀬キョウヤ
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ヒーロー。とりあえずハッピーエンドでよかった。
このルートのヒヨリを見て、双巳が「君は◯◯◯◯◯◯から」と思った理由が分かりました。
トモセが本当にいい奴。




◇凝部ソウタ
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終盤の◯◯の◯◯を◯◯◯◯ために◯◯◯を◯◯する場面が熱かった。凝部の台詞にスチルと音楽が最高に合ってる。
松岡さんは演技が上手い方という印象があります。
こういう役がはまるのもあるけど今回も上手いな〜と思いました。




◇茅ヶ裂マモル
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とりあえず明るい未来でよかった。
争いを好まない。◯◯◯◯◯な人。




◇射落ミズキ
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男前。◯◯を取るか◯◯◯を取るか。
終盤がハードな展開で、他キャラは一応ハッピーエンドだけど射落は救いのない終わり方になるのかと思ったらそうじゃなかった。
とりあえずハッピーエンドでよかった。




◇萬城トモセ
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過激な幼馴染。
ネタバレ要素はほぼない。核心から一番遠いルート。終盤は特技を活かした展開、◯◯◯◯◯ゲーム。
とある場面での笑い方が高校生とは思えぬもので、でも地の文まさにそれな笑い方だった。思わず何回も聞きました。

共通や他ルートでもヒヨリはトモセには容赦ないな、冷たいなと感じる時があった。でもそれは結局トモセが唯一の幼馴染で、トモセに対して遠慮する必要がないからなんだな〜と。
トモセとヒヨリの行動を見たら、『お姉ちゃん』なヒヨリと演技が得意なトモセは似た者同士なのかなと思いました。




◇陀幸メイ
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とりあえずハッピーエンドでよかった。
いい人。◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯。◯◯◯◯の塊。
古川さん、乙女ゲーで遭遇したのは今回で3度目ですがオトメイト作品ではルーガスに続きこういう役回りなのか。




◇廃寺タクミ
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後半の分岐が無茶苦茶で面白かったです。
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◇真相
日常的に高度なテクノロジーに触れているキャラ達のほぼ全員がその可能性に思い至らず、素直に驚くのが他ルートでも不思議でしたが、すみやかに行われた隠蔽と管理の賜物か。

罪を犯したからこそ生きて償いを、未来のために希望を信じてという意見には賛同する。
でもヒヨリがその結論を出した過程がなに言ってんだとしか思えず、これBADだろうなと思いつつ選んだらやはりBADになりました。
私の中では真相ルートはBADの方がGOODだな〜。記憶が欠けたままという点を除けば一番いい結末だと思う。
GOODは逆にちょっともやもやした。
第二の計画、小さな幸せも引っかかる。

陀幸とトモセはまあ頑張れ!