置き場

好き勝手に吐き出した感想を置く場所

天涯ニ舞ウ、粋ナ花

幸介→裕介→惣介→恭介→俊介→蓮太郎
※かなりネタバレ含みます

LIKE:幸介√、会話、音楽・美術面

 



◇幸介

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見た目、許嫁設定、険悪な状態から関係が始まる展開も好みなためわくわくしながらプレイ開始。すぐにこれは…ちょっと違うぞ…と思いました。
結論から言うと一番好きなルート。
でもクセが強い話で賛否両論だと思う。


まず1周目の場合、共通章が立ちはだかる。
序章~幸介と再び賭けをするところまでは文句なしに楽しかった。
未だに「あの時」がいつのことを指しているのか分からないままだけど、このハードな環境と主人公がどう変わるのかわくわくした。だけどそれからがきつい。洗礼を浴びる。6月になると楽しい。5月で失敗したことを挽回する展開があったり、弥島家の人々にも好感が湧いたり初めてりつと弥島家全員で協力したり6月は本当に楽しいけど7月が暗黒期。
7月から8月半ばまで暗黒、ラストは改めて決断→9月から個別ルート入り。
まずここまででストレス溜まる人が多そう。
加えて、1周目で幸介ルートをやると個別に入ってもストレスを感じる場面が多かった。
個人的に共通含めて最初から最後まで弥島の物語が描かれたこのルートを最初にやってよかったなと思ったし、幸介とりつの言動・関係にストレスを感じる部分はあったけど萌えの方がまさった。

幸介は賭けのことと煮え切らなさからりつを利用し、振り回す。りつもまた逃げや煮え切らなさから振り回す。
共通でりつが切羽詰まると幸介が探したりフォローするのが変な関係だよなあと。幸介にとっては弥島は潰れた方がいい。だからりつが失敗しようが周りから嫌われようが関係ない。でも幸介は何気にフォローする(フォローと言っても9割方分かりにくい、叱責か嫌味にしか見えない)。弥島の看板をけがすことを苦々しく思っている。
個別に入ってからは二人が打ち解けたと思ったら後退する展開が続く。
縁談とか迎えに行く展開とかネタ自体は萌えるのに、は?!何でそうなるの?という展開で、でもこの二人がどうなるか気になる。
終盤のりつはもう田舎から出て来た安住りつではなく、赤坂花街にある割烹弥島の人間になってる。それが幸介にだけ伝わらないのがきついし最後の最後までめんどくさい。
全体通して主題歌とED2曲に共通する「偽りの契り」というフレーズが当てはまる展開だった。

スチル一覧だけ見たら意外と無難に乙女ゲーしてるのに、印象に残ってるのは激しい場面が多い。夏祭り、りつの実家との絡み、雨のなか探しにいったり風邪引いた時のやり取りも萌えたけど基本激しい。
でも個別ルート入ってすぐの「私はお前のものじゃない」は何言ってんだこいつと思いました。
そういやこの場面、一人称が「俺」になってる部分があった。

個人的に銀座祭りでの喧嘩は許容範囲だったけど、お前のものじゃない〜の時は、この時点のりつは幸介のことが気になってるけど恋愛感情はほぼない、束縛する意味で言ったわけでもない。
銀座祭りでの喧嘩は、あそこで告白する気だったなら余計苛ついて怒ったのは幸介の性格的にまあ分かる。そういう人だよね~と普通に流せる程度にはあの時にはもう慣れていた。
そんな慣れた状態でも3月末のあのキレ方はきつかった。
普段の幸介ならもっと考えられるだろうと思うから余計にあの状態がきつい。

幸介は怒りが原動力になるタイプ。よくも悪くも長男、素直じゃない。りん子曰く拗ねてふてくされた三十路。
でも客からいきなり汁モノぶっかけられても平身低頭出来る人間で、すぐ怒鳴るイメージが強いわりに肝心の悩みや愚痴は意外と言わない。自分の仕事に対してプライドがあり、周りにも厳しい。だけど仕事は本当にできる。
共通序盤、弥島初日での一件は意地悪いなと思ったしそれが上司のすることかと思ったけど、時代背景と舞台設定を考えたらこの程度のことは日常茶飯事、自力で流せる能力が必要なのは事実でもあり、その直後か、別の客に対して「うちは割烹であって女を提供する場所じゃない」とはっきり言う場面から仕事に対するスタンスは伺える。

そんなめんどくさい男に対し、主人公のりつもなかなかめんどくさい。
等身大の一般人、真面目だが基本的に受け身。自分が興味のないことには否定か消極的な姿勢から入る。周囲から注意されたりその消極的な姿勢を指摘されてもなかなか素直に受け入れない。
これは全ルート共通したりつの性格であり、基本的に恋愛面においても好きってなに?→好きなのかなあ→好きかどうか分からない→好きかも→やっぱり分からない、というパターンを繰り返す。

勝手に賭けの駒にされて、改めて自分の意思で賭けを続けることにしたが、無茶苦茶ブラックな就業形態で馬車馬のごとく働かされる状況には同情しか湧かない。
仮にも店主に据えるなら着物ぐらい最初から用意してやれよ…田舎から出て来た庶民の娘が赤坂の高級割烹に立てるような着物を持ってるはずがないし女中と思われるよ。
でも、りつに非がないかと言えばそうではなく、りつはその場その場で反省はするが変わらないというタイプで、同じく田舎から出て来た女中達と比べても成長が遅い。
現代の感覚なら17歳の女の子が頑張っているとしか言いようがないけど、時代背景、周囲にいる同世代のキャラ達を見ると足りない部分を感じる。

個人的にこのルートのりつの行動で理解不能だったのは11月末~1月の行動。
それこそ帰りたいのに帰れない感情は分かるけど、賭けの件は過去に特例を認めてる。賭けと幸介のことを抜きにしても弥島家の人々は序盤からは考えられないほど本当に親切に送り出してくれた。せめてお礼の電話ぐらい入れようよ!何でそこスルーなんだと思った。
しかもその理由として電話をかけて幸介の声を聞いたら会いたくなる・電話だけじゃ満足出来なくなるという、わりと恋愛色も含んだ理由なのにこの時点どころか1月になっても好きだという自覚がない。
幸介に対してあれだけストレートに「会いたい人に会えた」とかなんとか言ってるのに本人には自覚がなく、マリッジブルーを通り越して「好きだと思っていたけど結婚するから好きに〜」と考えだした時にはわけが分からなかった。
11月だったか、理由にこだわるりつがおしろいを貰った時に「理由なんてどうでもいい、嬉しいから」と思った時点でうっすら自覚してるもんだと思ってた。
そんなりつの煮え切らないぐるぐるした思考→幸介の「好きだが結婚したいほど〜」発言にもうなんだこれと思った。

振り返れば、7月の『破談』(苛立つ理由・自分に腹が立っている)→8月の花火大会〜9月祭りでの垣間見える迷い、りつ曰く「寂しさ」の流れで、幸介は自分の煮え切らなさを断ち切るために「ホテルを建てる」という方向に舵を切った。
だから縁談を決めた。だけどやっぱ他人の褌で相撲を取るのは嫌だと破談にした。
個別ルートではそこにりつへの感情が加わる。
この流れで11月、お嬢様経由で三夫にさとされる→「お前に決断させたのは私なのに、その私が逃げてるのは卑怯だ」→おしろいを贈る→12月の一件でりつへの感情が確定→だがこのまま結婚となると迷いがあり、また、りつも自分と同じく迷っていると知り「一回考え直そう」と提案する。
1月は幸介視点だとりつも自分と同じ気持ち=結婚には迷いがあるが好きは好き。
だから、とりあえずお互い好きという気持ちは変わらないのに、何でお前はそこまで避けるんだ~的な思考になっていた?
このすれ違いの果てに二人の関係もやっと落ち着くけど、もう少し早く自覚しろ&素直になれ。なんだかんだ言って再会から1年で結婚まで漕ぎつけてる。

10月の縁談といえば幸介に対するむかつきよりも幸太の非情さが気になった。
他ルートを見ても目的を達成するという点において幸太は歪みないし、賭けにしても絶対に自分が負けない賭けだと思ったから持ちかけた。それだけ後がない状況だったのは分かるけど作中キャラで一番食えない。



◇裕介

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共通を飛ばせるだけで気分的にかなり楽だと実感しました。
怒りっぽいキャラは幸介だけかと思ったら夏祭りで裕介もキレた。怒る理由はまあ分かるけどまさかここで喧嘩になるとは予想外だった。

りつに関しては1周目と変わらない。
庭師に扮した裕介に気付かないとはフラグクラッシャー。
惣介ルートだったかもしれませんが、喜龍と会話してる時の独白で「芸者の方も客を選んでいるとは思わなかった」的な独白も本当に関心ないんだなというか…。
個人的にヴェリテのリーゼの『等身大の一般人』な感じは全く気にならなかったし、あの話の中でのリーゼの役割は『あの時代に生きる人々のうちの一人』で『歴史に翻弄される一般人』だと納得出来た。
りつも嫌いじゃないし普通の人という感じで好きだけど、個人的にリーゼとは比べものにならないぐらい難しい。

裕介は天然。接吻の話が可愛い&りん子の「あの子は大事に取っておいたのよ!」が何気に弥島家の兄弟姉妹可愛すぎる。
りん子は1周目の共通まではとんでもないモンスターだなと思ったけどいいキャラ。次郎は野心家な一面も垣間見えつつやはりいい人。
裕介はあのホテルを選んだ時点で幸介が断ることは分かっていた。幸介と裕介の会話は年長の長男・次男という感じがいいなあと思います。惣介とのやり取りも面白かった。

裕介のキャラとりつとの恋愛は楽しかったけど、これ12月に帰る展開必要か?
理由は分かるけど流れが強引すぎて、裕介とりつの関係を描く上での必然性というより、全キャラ一度はこの時期に帰る展開を入れる→その為のノルマみたいに見えた。
三夫の遺書の件も、裕介が三夫の行動から人の心は分からないものだという結論に至る筋書きは分かる。でも分かったんだとか言われてもほう…みたいな…。
三夫と付き合いの深い幸介が一気に腑抜けになったのは無理もないかとは思ったけど、裕介は三夫との交流がそこまで描かれてないから三夫の行動が持論を覆すほどの衝撃を与えたと言われてもいまいち……次郎から影響を受けるなら分かるけど三夫とはなあ。
最後の別れも展開としては分かるけど一回別れさせる必要ある?
このままハッピーエンドで終わってもいいんじゃない?最後の最後まで問題を作る必要があるのか。
こういう展開も必然だなと思えるストーリーなら全員別離からの再会も納得だけど、りつが思わぬ判断を下した幸介ルートでも最後の最後まで揉めなくても&幸介の視野が異常に狭くなった理由は分かるが最後の最後で怒鳴り散らして別れるってどうよと思ったので、裕介もここでいきなり消える必要あるか?
一言話せばいいじゃないと思った。



◇惣介

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惣介のキャラは凄く面白いし楽しかった!裕介ルートとは反対に裕介が惣介にアドバイスしたり、兄弟のかけ合も楽しい。
弥島絡みはまさかりん子がやる気になるとは思わなかった。意外と苦境でもパワフルに乗り切りそうな兄妹だよなあ。BADは惣介が吹っ切れてるのが意外だった。

本当に惣介のキャラと恋愛面はいいルートだったけど、店主から女中になったのに2.26事件が店主仕様のままで違和感があったり、他にもクリスマスで台詞は「りつ」なのに音声は「こいつ」→名前呼ばれるの初めてかもみたいな独白とか、個別ルート入ってからの誤字脱字が他ルートよりも多かった気がする。

そして12月の逃げる展開がやっぱり分からない。裕介ルート以上に分からない。りつが惣介に合わせる顔がないという気持ちになるのは分かるけど、だからなんで家出するの?この経緯で何日も全てを放って家出は謎。

それと、このルートのりつは『弥島』の店主という役割に対してもうちょい積極的になろう。
ここまでプレイする過程でりつの性格は見てきたし、周囲の人々から話のネタを作れとか行事は把握しろとか何度も言われ続けてきた。それなのに田舎から出てきて半年も経ってない女中でも気付いた首相の顔も分からない。
ウメから「田舎娘の無知で許された時期はとっくに過ぎている」と呆れられるのも無理ないし、そしてウメのこの言葉に対しても「仕方ないわ」で済ませて、後から首相と知って落ち込むのは…さすがにそれはさ…。
カフェには行く、友達とも話す、雑誌も見る。家の中にある新聞を読むなとかラジオを聞くなとか嫌がらせをされているわけでもない。見た感じ弥島家で交わされる会話は時事ネタも多い。そして政界財界の客が多い店で半年以上働いてる。この環境で分からないのはりつの方に問題があると思う。

おまけにこのルートでは店主としての仕事を仕方なくやっているような言動まである。
もとは幸太と幸介の争いとはいえ、成果を得ずに逃げたくないと言って賭けを受けると決断したのはりつ自身。失敗を繰り返すのも悩むのも自己嫌悪に陥るのも別にいい。でも、デフォルトでいまいちやる気がない状態に見えて、共通ルートで見せたやる気はどこに行った。
賭けを承諾・提案しておきながらお飾りの店主としてしか扱わない幸介とウメもどうなんだという気持ちは1周目からあったけど、実際問題仕入れとか挨拶回りとか金勘定とか、あらゆる意味で知識も経験もないりつに任せられるわけがないし、教えるにしても一朝一夕で教えられることじゃない。
共通含めてどのルートでも幸介やらウメやらが裏でかなりフォローしてるんだろうなとは思う。
このルートは店主設定なくした方がよかったんじゃないかなと思いました。



◇恭介

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月観茶寮の厨房を見た後だと弥島がアットホームなぬるま湯に見えた。

丹道斎の弥島への仕打ちは遺恨と愛着入り混じりということでいいのか。弥島に対して結局愛着が勝ってることは分かるけど、ホテルの資金提供の条件しかり、客奪ったり恭介に対する仕打ちしかり、弥島に対する憎しみがないとは思えない。
隠しルートを見た後だと潰れるならそれまでだ的なスタンスだったのか&恭介の縁談は本当によかれと思ってやったのかもしれない…あと、カッときて包丁投げるぐらい気性が荒いなら唐突に汁モノぶっかけるぐらいするか。これでいくと資金提供を断った時なんか皿の一枚二枚は投げつけてそう。
幸介と恭介の攻防、料理長と板長の攻防は笑いました。
これまでのルートでは弥島の修理費が他人任せはどうなんだというもやもや感があったけど、恭介ルートでは幸介負担。
また、このルートではりつは恭介と板長の喧嘩をいさめたり、店の中でコミュニケーションが取れてるんだな、立ち位置が確立されてるんだなと感じました。他のルートよりもしっかりしてるように見えた。

幸介が恭介に出した条件が…意図は分かるけどその後の揉める展開も分かる。
恭介が板長になれば弥島を継げる、恭介はりつと結婚出来る、自分は弥島を去ることが出来る。全部叶える案だけど煮え切らないし素直じゃないしやり方が強引。
このルートの幸介はあまりの煮え切らなさに途中まで苛々した。
正直幸介に対して一番苛々したルートかもしれない。
でも幸太に対して言った「これなら最初から丹道斎に頼れ、こっちは出世の道も夢も折られたんだぞ」的な台詞に、あーそうだったと今さら思いました。愛着はあるけど憎んでもいる感情、捨てざるを得なかったものと今さらそうするのかという怒り、屈辱。
だから幸介にはりつ・丹道斎・りん子と『敵』を作る手が有効だけど、なんかこの台詞はつらかった。

恋愛に関しては他の兄弟と同じ流れだけど進展がやや早い。
ここまできたら全員別離からの再会でハッピーエンドだよ、これはそういうシナリオなんだよと思うようになった。
だけど『一回実家に帰る』展開だけはこれノルマかよという感じが拭えない。



◇俊介

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メインヒーロー。
海軍の白軍服+短髪のスチルがずるいなあああかっこいい。好きです。
幼い頃に交わした約束、同い年の関係、お互いの将来、そして弥島の問題。
一番シナリオのバランスが取れてて乙女ゲーだなと感じるルートでした。
BADは切ない…お互いが見ている世界が変わったと言えばそれまでだけど、無邪気に恋だの愛だの言っていた子供ではなくなったんだなあという虚しさを感じた。
時代を考えるとED後の展開が一番きつい。
凄く男前になって帰ってきて幸せにな…だけどすでに3年経ってるから1939〜1940年。2.26事件の時点で戦争前夜だけど時代背景が本当にきつい。どうか幸せになって欲しい。喜龍と秋一もどうなるんだろう。

秋一はちょっと意外だった。りつと秋一は似た者同士だった。
この二人の決定的な違いは特に理由はなくても自分から動けるか否かなのかな〜。
個別ルート入ってすぐ、ダンスパーティーに関する流れでりつの欠点をこれでもかと指摘される展開は容赦ない。特に秋一の台詞が的確できつい。でも納得しかなかった。
綾乃は「最初はこんな子じゃなかった」と言ってたけど、最初から好奇心旺盛なタイプではない。
そんな感じで秋一達から指摘された結果どうなったか、別に劇的な変化はない。少し変わるけど豹変するわけじゃない。でもそれがりつなんだと思います。
店主争奪戦も中間発表の時点ではひどかったけど最終的には3位で、鈴の客がツケを払ったり弥島で1年間やってきたことが形として見えた。
長男次男三男四男で弥島の修理費を出す展開もよかった。りん子様倶楽部が再生のきっかけ、そして番付一番。弥島家が協力して復活するオチがよかったです。
俊介は弥島家の中で自分だけが違う、居場所がないと思っていた。
本当に出生の秘密が…という展開が来るとは思えなかったので、どうやって居場所がないという感情を昇華するのかなと思ったらこれもいい形だった。



◇蓮太郎

実は10年前あの場にいた。
一部ルートでは幸太と丹道斎は年明け以降はっきりと手を組んだけど、実質春〜初夏の時点でこの2人は幸介に弥島を継がせる&恭介も戻して弥島の次代を安定させるという目的のために動いていた。
幸太が動く理由は分かるけど、丹道斎が弥島の為にそこまでした理由はやっぱり愛着からだよな〜愛憎入り混じってるのかな。息子が「欲しい」と言ったからかと思ったけどそうじゃなかった。

蓮太郎は冒頭の不穏な台詞からもっとやばいのかと思ったら普通だった。
りつと弥島家の人達だけは自分に対して普通に接してくる、だから嬉しいし居心地がいい。
丹道斎が弥島を救済する展開はいくつかのルートで描かれたけど、蓮太郎はこのアクが強い弥島家だから欲しいのであって弥島家を壊す気はない。
秘密に関しては薄々察していた人達が意外と多い。

兄弟の個別ルートの舞台裏も描かれた。
幸介は蓮太郎に対しても兄気質なのが本当に兄なんだなと思った。
気質といえばきく子が俊介に対して見せる顔が凄く好きです。俊介ルートで兵学校に送り出すところが凄くいい。俊介も反発してるけど年が近い二人なんだな〜。
きく子は兄達にも時に強く出て場を制したり、裕介ルートか惣介ルートのどちらかで出て来た「うちの男共がゴミに見える」という台詞は間違いなく弥島家の人間だった。
最初は恭介ときく子以外はまともな人がいない、とんでもない一家だと思ったけど一年通せば見えて来る弥島家の関係・会話はどのルートでもよかったです。