置き場

好き勝手に吐き出した感想を置く場所

蝶の毒 華の鎖

vita移植版とPC幻想夜話
※ネタバレ含みます

LIKE:シナリオ、斯波√、おまけ

 

 
◇蝶の毒 華の鎖 大正艶恋異聞

斯波→女探偵ED→秀雄→瑞人→藤田→真島→天海夫人

初回からテンポよく話が進むなと思ったら三郎に誘拐されてジ・エンド。
どのキャラもボリュームは少なめ。謎解き要素もなし。
でもどのキャラも面白かったです。世界観にも入りこめる。BADもどれも見応えあり。
おまけ要素も面白かった。メタネタとボケとつっこみの応酬に笑いました。
昼ドラ的な雰囲気が漂ってる作品だけどさくっと見られる。耽美で閉鎖的な舞台設定なのにスカッと泣けたり笑えたり、BADの種類が豊富な作品だけどすっきり終わる。

斯波BADの「幸せだ」が凄く悲しかった。
百合子の誤解を解こうともしない。自分に言い聞かせるように何度も「幸せだ」と書いたのは本当は幸せじゃなかったからだとも、斯波にとっては本当に幸せだったんじゃないかとも、どちらにも取れる言葉が切なかったです。
見るからにやばそうなお兄様は思ったよりまともだった。男娼と聞いた瞬間に男女どちらもと変換してしまった。お兄様いかにも綺麗だしなあ。
伯爵夫人ちょっとあれな嗜好の持ち主でお兄様もかわいそうだけど、秀雄が被害者な筆BADと藤田ルートの犬EDを見るとこの兄妹もかなりやばい。藤田BADはFDで見るの怖いけど見たい。
瑞人の秀雄に対する態度は嫌悪感やら皮肉やらがむき出しで、何でそこまで秀雄のことを侮蔑の目で見るのか、秀雄のまっすぐで潔癖な性格と妹にひそかに片思いをしていることがそこまで気に食わないのか、という風にしか見えなくて、瑞人が絡むと秀雄が本当に気の毒だった。

終盤の謎解きはお兄様GOODルートが一番納得出来た。疑惑を抱く流れも真相に近付いて吉原炎上も自然。
百合子と瑞人には血縁関係がないと知った時の真島がよかった。一瞬で全てを殺がれて、忌むべき血に囚われているのは自分だけなんだと悟った瞬間の絶望がいい。
真島ルートはGOODが無理やりGOODにしたような話だった。絶対綻びが出るよなこれ。真実を知った上で歪な兄妹/家族として機能してる悪人EDの方が違和感がなくて印象に残りました。
真島ルート自体が両親が死なないifルート、真ルートという意味ではなく他キャラ=作品の本流とは一線を画すパラレルルートな印象。
藤田ルートはドSな選択肢を選び続けても一か所クリアすればGOODに行けたのが百合子と藤田の関係を表しているような…藤田は死亡EDなし。BADは犬EDだけ。


◇幻想夜話
秀雄W不倫BADでの斯波さんと百合子の関係がめちゃくちゃ気になったのでFD買いました。
基本的にBADのその後とGOOD前&攻略対象視点。斯波だけGOOD後。
目当てだった秀雄不倫BAD後は期待を裏切らぬ泥沼展開だった。秀雄だけが純粋。百合子はしたたか。斯波はある意味純真無垢な男だと思う。
どのキャラもBADとGOODが表裏一体。秀雄はワルツ。BAD→GOODの順で一気に見たから、秀雄のワルツと斯波の桜は切なかったです。
18禁乙女ゲーは初めてだったからどんだけえげつないんだろう~と思ったら、意外と普通だった。藤田のスパンキングと斯波BADが痛そうだったぐらいで、藤田はもっと酷いのかと思ってた。
藤田BADはプレイより地の文で描いてあった母乳=母への執着の方が変態だった。

秀雄→ワルツ
真島→壺中天、世界、空
斯波→桜、鬼

は分かったけど、瑞人→緊縛?縛る?情念?BADは百合子が瑞人を縛る縄?
藤田はBADは藤田が百合子から尻を叩かれ、GOODでは藤田が百合子の尻を叩くそういうプレイがテーマなんだなと思ってごめん。煙草を吸う藤田が半端なくかっこよかったです。真島はFDのあのEDをGOODと言っていいのか。斯波はGOOD推し。秀雄も不倫BAD大好きだけど、でもGOOD後を見たら本当に幸せになってよかった。
おまけの綺麗な三郎が色々な意味で斜め上すぎて、これだけでやってよかったなと思いました。楽しかったです蝶毒 。
不満点を言うなら瑞人BADの時系列がよく分からないこと。筆の直後=一両日中に百合子がああなったってことでいいのか。全員百合子の下僕化する過程が見たかった。